かけはぎ屋 の日記
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店主(師匠)の病気
2016.10.30
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下請け時代のH8年・春 店主(師匠)の胃癌が発覚、手術となった
当然 その間は休業状態、下請けは無収入です。心配と不安でいっぱいになりました。
手術後 落ち着いたら連絡するとの事で待つが中々こない・・・嫌な予感。
その後 連絡あって仕事再開した時 、手術したものの腫瘍が取り切れなかった事を
師匠自ら話した。これまでに相当な葛藤があったと思う。
再開はしたが、仕事をセーブせざるを得ないし、体調が思わしくない時もある
仕上げ等の手助けを頼まれ週2回程 店に通い手伝った。
その時に先輩2人が手伝いしないのが気になり質問した「何で頼まないんですか?」
「信用できないよ」の一言に考えてしまい沈黙・・・・・
大変な状況の中 師匠なりの考えあっての事と理解しました。
久しぶりに店主(師匠)と机並べて、仕上げ以外に教わる事も多く
下請け仕事(糸入れ糸かけ)しかしてこなかった私にとって貴重な経験になりました。